メタルフリーと金属アレルギー
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- 2024年12月13日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月26日
武蔵境の歯医者 しらかば歯科の秋本和宏です。
人によっては金属によって金属アレルギーや掌蹠膿疱症、口腔扁平苔癬などを生じる場合があります。メタルフリーによって金属による全身疾患や審美性改善が行えます。現在では保険診療でも、多くの症例でメタルフリー診療が可能となってきました。
まずはご相談ください。
アレルギーallergy
現在、日本人の半数は花粉症を発症しており、何らかのアレルギーをもっている可能性があります。歯科・口腔領域でも歯科修復材料へのアレルギー(金属アレルギーなど)やグローブへのアレルギー(ラテックスアレルギーなど)、食物アレルギー(牛乳由来成分などへのアレルギー)、口腔アレルギー症候群、シェーグレン症候群(涙腺や唾液腺に生じる自己免疫疾患)、麻酔へのアレルギーなどが問題となっています。

Gell&Coombsのアレルギー反応の分類(1963)
Ⅰ型 即時型/アナフィラキシー型アトピー型気管支喘息、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、アレルギー性結膜炎、アトピー性皮膚炎、PIE症候群、食物アレルギー、花粉症、気管支喘息、アナフィラキシーショックなど ※反応が急激で激しい場合、アナフォラキシーという
Ⅱ型 細胞障害型/細胞融解型不適合輸血による溶血性貧血、悪性貧血、自己免疫性溶血性貧血AIHA、特発性血小板減少性紫斑病ITP、薬剤性溶血性貧血、願粒球減少症、血小板減少症、リウマチ熱、Goodpasture症侯群、重症筋無力症、橋本病、円形脱毛症、ウイルス性肝炎など
Ⅲ型 免疫複合体型血清病、全身性エリトマトーデスSLE、関節リウマチRA、急性糸球体腎炎、リウマチ性肺炎、過敏性肺炎、アレルギー性気管支肺アスペルギルス症、シェーグレン症候群など ※過敏性肺炎=Ⅲ+Ⅳ? シェーグレン症候群=Ⅲ?Ⅳ? アレルギー性気管支肺アスペルギルス症=Ⅰ+Ⅲ+Ⅳ? ※局所的なものをArthus型、全身的なものを血清病とよぶ
Ⅳ型 遅延型/細胞性免疫/ツベルクリン型アレルギー性接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、過敏性肺炎、結核性空洞、癩、サルコイドーシスの類上皮細胞性肉芽腫病変、天然痘・麻疹の発疹、ギランバレー症候群、金属アレルギー、薬剤性肺炎、シェーグレン症候群など。 ※過敏性肺炎=Ⅲ+Ⅳ?
Ⅴ型 Riottらにより提唱された分類。Ⅱ型から独立させたもの。Graves病(バセドウ病)、甲状腺機能低下症など。








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